
自分の気持ちに正直になりたい…。
でも、相手とギクシャクしたくない。
怒らせたくない。嫌われたくない。
人間関係が悪くなる怖さから、自分の気持ちより相手の気持ちを優先させてしまうことってありませんか?
私は、孤立するのが怖くて、いつも人に合わせてばかりでした。
そんな自分に疲れて、「好きなように過ごしたい。」と思うのですが、自分の気持ちに正直になるのが「わがまま」に感じ、なかなかできずにいました。
ですが、ある本をきっかけに、わがままになることへの考え方が変わり、罪悪感を持たず少しづつ自分の気持ちに正直になることができました。
今回は、私の体験談もお話しながら、きっかけとなった本の紹介と私がわがままになって変わったことについてお話したいと思います。
本記事の内容
・いい人をやめられなかった過去
・いい人をやめるきっかけとなった本の紹介
・わがままになることで変わったこと
「わがまま=罪悪な人」という固定観念から、自分を大切にできなかった苦しい過去
中学生になり、だんだん周りの空気を察知できるようになった頃。
私は、自分の意思がなく、人の顔色をうかがってばかりでした。
理由は、孤立するのが怖かったからです。
中学生になったあたりから、物事の考え方で「周りと感覚がズレてる…?」と感じることが多くなり、私は自分の感情や考え方に自信がもてなくなっていました。
変わってる人や群れない人はクラスで浮く存在となっていたので、もし本当の気持ちを出してしまったら私は浮く存在になるんじゃないか…と思いました。
そのため、自分に自信がなく、いつも本当の気持ちを隠していました。
また、当時の私は学校が社会のすべてだと思っていたので、ここで人間関係を上手く築かないと、生きていく道はないと思っていました。
学校で孤立することが何よりも怖かった私は、傷つくことを言われても笑って傷ついてないフリをしたり、苦手な人から誘われたら行ったり…と、自分の気持ちとは反対の行動をとっていました。
常に「嫌われないように…」と気を張っていたため、家に帰ると気分が落ち込み、「人に会うのがしんどい…もう誰とも話したくない。」と思う日がだんだん増えていきました。
そんなことを続け大人になり、私はあいかわらず「嫌われないように…」と、まだ生きづらい生活をしていました。
その頃、本屋さんへ行くのが好きでよく行っていたのですが、ある日、たまたま手に取った本に衝撃を受けました。
「わがまま=罪悪な人」ならぬ「わがまま=自分らしく生きる人」わがままのイメージを大きく変えた本との出会い
心屋仁之助のずるい生き方
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それは、心屋仁之助さんの「ずるい生き方」という本です。
この本には、私が抱いていた固定観念をくつがえす内容ばかりでした。
私もですが、「いい人」になろうと自己犠牲になり、キャパオーバーになっても頑張ってしまう方いませんか?
自己犠牲になった方が、人間関係が上手くいったり、人としてもいい方向に成長できると思うから、辛くても頑張っちゃう方は意外と多いのではないかな?と思います。
私も、「人間として生まれたのだからいい人になろう。。。いや、いい人にならなきゃいけない!」と、どこか義務感を感じていました。
ですが、この本には、人間だからって「いい人」になる必要はない。むしろ、もっとわがままになって好きなことをどんどん選んでいいということを伝えていました。
今まで、自分の気持ちに従うことが「わがまま」に感じて許せなかったのですが、この本を読んでから、「私もわがままな自分を許して正直に生きてみよう」と思えるようになりました。
この本には、
なので、
わがままになる・サボる・嫌いなことは避ける…などといったことに抵抗がある方。
いい人になりすぎて「疲れたな…」と感じている方。
自分らしく生きてみたい!と思う方。
ぜひ、「ずるい生き方」を読んでみて欲しいなと思います。
では次に、私がわがまま行動を始めたことで、具体的にどう変わったのかお話したいと思います。
【〜他人軸から自分軸へ〜】わがままを始めて変わったこと
【わがままを始めて変わったこと】:時間の過ごし方
わがままを始めて、一番効果を感じたのが「時間の過ごし方」です。
具体的に、どんな風に過ごし方が変わったのか少し書いてみました。
・(Before)苦手な人と休日8時間遊ぶ→(After)本屋さんで思う存分好きな本を読む
・苦手なお泊まり観賞会に誘われ行く→大好きなヒトカラに熱中する
断ることがすごく苦手だった私は、断る勇気を持たない限り何も変わらないと思いました。
なので、まずは断りやすいシチュエーションでやってみることにしました。
それがLINEです。
LINEであれば、事前に言うことを考えられるので、断るのが苦手な私でもできるかもしれないと思いました。
はじめは、とても怖かったのですが思い切って断りのLINEを送ってみると、意外にも「わかった」で終わり、深く聞かれることもなかったので、だんだん断る怖さが減っていきました。
おかげで自分の時間を作れて、本屋さんに行ったり自然を見に行ったり…と気分転換をする時間が増えたので、断る勇気を持てて本当に良かったなと思います。
【わがままを始めて変わったこと】:関わる人
次に、変わったと実感したのが「人間関係」でした。
先ほどお話した、「時間の過ごし方」に続くのですが、誘いを断ったことによって苦手な人と関わることが自然と減りました。
そのため、自分が「楽しい」「もっと一緒にいたい」と思う人とさらに会えるようになったので、より充実した休日を過ごせるようになりました。
「わがまま=自分らしく生きる人」と考えることが罪悪感を解消させる近道となる
私は、この本を読んでから、自分のことをいかに大切にしてなかったか気づかされました。
もっと自分の気持ちを優先していいのに、楽しいことをどんどん選んでいいのに、自ら苦しい道に進んでいたんだと思うと、「せっかくの人生なのにもったいないことしてたな…」と思います。苦笑
でも、早いうちに気づけて本当によかったです!
そのおかげで、前より明るくなれましたし、充実した日を送れるようになったので。嬉
この出来事を踏まえて、みなさんには、昔の私のような自己犠牲ばかりの生活を送って欲しくないので、どうか自分の気持ちを大切にしてもらいたいです。
また、これを機に、わがままになることへの考え方が少しでも変わってくれたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。